愛媛県のおすすめベビーシッター

愛媛県は、四国の北西部に位置しています。瀬戸内海と宇和海の二つの海に面していて、南側には、石鎚山をはじめとする四国山地がそびえているという、海にも山にも恵まれた自然豊かな環境です。基本的に気候はおだやかで、災害も少ないので、住みやすい地域といえるでしょう。

県内は大きく3つの地域に分けることができ、県東部は「東予」・県中央部は「中予」・県西南部は「南予」と呼ばれています。

県のほぼ中央に位置する県庁所在地である松山市からは、飛行機で東京までおよそ85分・大阪まで50分で行くことが可能。松山市中心部から空港までも、車で15分ほどという好アクセスなので、都心から移住してくる人も少なくありません。

愛媛といえば、言わずと知れたミカンの名産地。特に温州ミカンは全国第3位の収穫量を誇り、伊予柑にいたっては90％のシェア率となっています。

また愛媛県は、近代俳句の祖と呼ばれる正岡子規や、ノーベル賞作家の大江健三郎を輩出しています。

一方、観光地としては道後温泉や松山城が有名。道後温泉は昔から夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台としても知られていて、最近ではジブリ映画「千と千尋の神隠し」の舞台である湯屋のモデルとしても人気です。

愛媛県内には、質の高い教育機関が点在しています。

中でも特に、松山市にある中高一貫の私立高校「愛光高校」は、国内有数の進学校。寮もあるので全国から生徒が集まり、毎年20人前後の東大合格者を出しています。

一方スポーツでの有名校も多数。過去7度の甲子園優勝を誇る松山商業高校や、創部3年目にして初出場・初優勝を果たした済美高校、高校サッカーで過去6度も優勝に輝いた松山工業高校など、名門ぞろいです。

なお近年、共働き家庭の増加等により、全国的に放課後児童クラブの需要が高まっているのはご存じのとおり。愛媛県も例外ではなく、県内にある346ヶ所の放課後児童クラブへの登録者数は増加傾向にあります。

愛媛県では、子育て支援策のひとつとして「きらきらナビ」というWEBサイトを運営しています。婚活・妊活・妊娠・子育てなど、人生のさまざまなステージに合わせた情報を発信。

例えば、「子育て」のカテゴリでは、施設の検索をしたりイベントの情報収集をすることが可能です。さらに、子育て世帯へのサービスを行っている店舗・施設を「えひめのびのび子育て応援隊」として登録。その取り組みが紹介されています。

愛媛県は、県内に紙おむつメーカーの本社・工場が3社もあるという、全国でも珍しい環境です。それを活かして、3社と協力して「愛顔っ子応援券」という紙おむつの割引券を5万円分配布しています。

対象となるのは第2子以降を出産した家庭。協力3社の紙おむつを購入する際に使えます。

出生数アップはもちろん、経済の活性化にも役立つ愛媛県独自の取り組みです。

愛媛県ではまた、子どもや子育て世帯を支援するため、「子どもの愛顔応援ファンド」という基金を運営しています。

子育て世帯支援や自然災害にあった家庭の子どもへの支援、さらに、貧困や不登校などの問題に直面している子どもの居場所づくりなどに、集まった寄付金が使われています。

ちなみに寄付は、個人・法人共に可能です。本人の承諾があれば県のホームページ上に名前が公表されます。また、毎年度集まった寄付金と同額を県でも寄付しています。