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子どものしつけで大切なことを教えてください。

公開日:2024年02月13日 カテゴリー:未分類 タグ:

子どものしつけは学校のカリキュラムや教科書のように決まったものがないため、悩んだり迷ったりした経験があるお父さんやお母さんは多くいると思います。今回は「子どものしつけ」について解説します。ぜひ、子育ての参考にしてください

しつけとは

しつけとは、主に礼儀作法について子どもが身に付くようにすることです。

礼儀とは「人間関係や社会生活の秩序を維持するために人が守るべき行動様式。特に、敬意を表す作法」のことですが、子育てをしている人の中には「子どもへのしつけって何を教えたらよいの?」「どんな風にしつけをしたらいいんだろう?」などと疑問をもつ人もいるでしょう。

しつけとは「我が子が成長し、社会の一員として生きていくうえでの基礎を教える」ことです。

子どもに教える3つのこと

しつけとは「社会の一員として生きていくうえでの基礎を教えること」と考えると、基礎とは「挨拶」「相手の気持ちを考えること」「約束を守る」ことではないでしょうか。具体的にどんなことをどんな風に子どもに伝えたらよいのか、解説します。

挨拶

挨拶は社会生活の基本です。

挨拶をされて嫌な人はいないでしょう。反対に、挨拶をされなかったり挨拶をしたのに無視をされたりすると、人は非常に不快な気持ちになるものです。「おはよう」「こんにちは」「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとう」「ごめんなさい」「おやすみなさい」など、日常生活の中で挨拶が当たり前にできる子に育てることが大切です。

挨拶を教えるポイント① 親が手本になる

親が子どもに「挨拶をしなさい」と言っても、親自身が挨拶をしなければ子どもに挨拶の習慣はつきません。親が子どもに対して挨拶をするのはもちろん、夫婦間でもきちんと挨拶を交わす姿を見せることで、子ども自身も挨拶の大切さに気付くことができるでしょう。

挨拶を教えるポイント② 意味を伝える

挨拶は人間関係を良好にするためにも大切なものなので、ただ挨拶をすればよいのではなく、挨拶をする意味を知り、心を込めて挨拶ができる子になるように心がけましょう。

同じ挨拶でも、目を見て笑顔で挨拶するのと目も見ずに言葉だけの挨拶をするのでは全く違います。特に「いただきます」の挨拶は食べる前にただ言葉だけ言えばよいのではなく、人間が生きるために動物や植物の命をいただくことに感謝することが大切です。そして、たくさんの人のおかげで食べられるということに対しても、感謝の気持ちを込めて言う言葉だということを伝えましょう。

挨拶を教えるポイント③ 褒める

忘れずに自分から挨拶できたときや元気よく挨拶できたとき、外出先でよその人に挨拶ができたときなどに子どもを褒めましょう。褒めるときは「忘れないで挨拶できたね」「元気がいい挨拶が気持ちよかったよ」「挨拶されて、よその人は嬉しそうにしていたね」など具体的に褒めることを心がけてください。

挨拶を教えるポイント④ 周囲の状況を考えられるようにする

挨拶が習慣となってからの応用編として、周囲の状況を考えることも伝えるとよいでしょう。元気のよい挨拶は気持ちがよいものですが、静かに挨拶することが求められる場合もあります。たとえば静かにしなくてはいけない図書館や挨拶をする相手が誰かと話をしているときなど、状況に応じた挨拶ができることも必要です。「今はどんな挨拶がよいと思う?」などと質問し、子ども自身が考えて少しずつ実践できるようにしましょう。

相手の気持ちを考える

自分がされて嬉しいことを相手にもすることと、自分がされて嫌なことは相手にもしないというのは人間関係の基本です。

子どもが何か間違えたことやよくないことをしてしまったときは、頭ごなしに叱りつけたり「ダメよ」と否定したりするのではなく、「お母さん、悲しかった」「痛かったよ」など親自身の感情を伝えるようにしましょう。子どもは同じことを何度も繰り返してしまうことがありますが、根気よく繰り返し伝えることで、子どもは「こんなことをしたら相手は悲しい気持ちになるんだ」ということを学びます。その学びを繰り返すことで、子どもは段々と相手の気持ちを考えるようになっていくでしょう。

約束を守る

「約束は守るもの」だということを伝えましょう。

約束を簡単に破る人がいますが、それは相手に迷惑をかけたり傷つけたりしてしまう行為です。「約束を破られたらどんな気持ちがするかな?」と子どもに問いかけ、子ども自身が考えることで約束を守ることの大切さが理解できるようにしましょう。

ただし、破るつもりはなくても約束を守れないこともあります。約束は守れないこともありますが、もし守れなかったら相手にきちんと謝ることが大切です。親も子どもとの約束を守れないことがあると思います。そのときは子どもにきちんと謝りましょう。子どもは約束と守ってもらえなかった気持ちを経験したり親が謝る姿を見たりすることで、約束を守ることの大切さと約束を守れなかったら謝ることの両方を学ぶことができます。

まとめ

親のしつけとして、子どもに伝えたい3つのことを解説しました。ほかにも「嘘をつかない」「時間を守る」など社会生活で守らなければならないルールを子どもに伝えていかなければなりませんが、子ども自身が園生活など社会で出て経験することで学ぶ機会もあります。親があまり「しつけ、しつけ」と一生懸命になりすぎて口うるさくなったり厳しくなったりすると、子どもは反発してしまうでしょう。子ども自身が「考え、理解し、納得する」ことで、しつけは身についていくということを理解することが大切です。

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