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子どもの寝かしつけに時間がかかる場合、どのような工夫ができますか?

子どもの寝かしつけに時間がかかる場合、どのような工夫ができますか?

寝かしつけは「眠るまで」ではなく「眠る準備」から整えましょう

子どもを寝かせようとしても、なかなか眠ってくれず、毎晩1時間以上かかってしまう……という悩みは珍しくありません。寝かしつけをスムーズにするためには、布団に入ってからの対応だけでなく、日中から夜までの生活リズムを整えることが大切です。

子どもの睡眠時間には年齢によって目安があり、厚生労働省の情報では、1〜2歳は11〜14時間、3〜5歳は10〜13時間程度が推奨されています。昼寝も含め、子どもに必要な睡眠時間を確保できる生活リズムを考えてみましょう。

朝起きる時間をできるだけ一定にしましょう

「夜早く寝かせたい」と考えると、寝る時間ばかりに意識が向きがちですが、朝起きる時間を整えることも重要です。睡眠と覚醒には体内時計が関係しており、規則正しい生活が睡眠リズムをつくることにつながります。

休日だからと朝遅くまで寝かせたり、夕方まで長く昼寝をさせたりすると、夜になっても十分に眠くならない場合があります。朝起きたらカーテンを開け、日中は外遊びや散歩などで体を動かし、活動と休息にメリハリをつけましょう。

毎日同じ「寝る前の流れ」をつくりましょう

寝かしつけでは、「○時になったから寝なさい」と突然遊びを終わらせるより、眠るまでの決まった流れをつくる方法がおすすめです。例えば、「お風呂→パジャマに着替える→歯磨き→絵本→消灯」のように、できるだけ毎日同じ順番で過ごします。

同じ習慣を繰り返すことで、子どもも「これが終わったら寝る時間」と理解しやすくなります。米国小児科学会やNHSでも、静かで一貫した就寝前のルーティンをつくることが勧められています。

寝る前は刺激を少なくしましょう

寝る直前までテレビを見たり、タブレットやスマートフォンを使ったり、激しい遊びをしたりすると、気持ちが高ぶって眠りに切り替えにくくなることがあります。

寝る前は照明を少し落とし、絵本を読む、静かな音楽を聴く、親子でゆっくり話すなど、落ち着いて過ごせる時間をつくりましょう。NHSの小児向け睡眠情報でも、就寝前は照明を暗めにし、テレビやゲーム、タブレットなどを避け、静かな活動をすることが紹介されています。

「早く寝て」と焦りすぎないことも大切です

子どもが寝てくれないと、親も「明日の朝起きられない」「自分の時間がなくなる」と焦ってしまいます。しかし、何度も「寝なさい」と言われることで、寝る時間そのものを嫌がってしまう子もいます。

布団に入ったら、「今日は何が楽しかった?」と短く話したり、背中を優しくさすったりしながら、安心して一日を終えられる雰囲気をつくってみましょう。

また、現在の就寝時間がかなり遅い場合は、一度に大幅に早めようとせず、少しずつ調整する方法もあります。NHSでは、普段眠りにつく時間の約30分前から就寝準備を始め、必要に応じて少しずつ時間を前倒しする方法を紹介しています。

寝かしつけに時間がかかるときは、子どもだけでなく親にとっても負担になります。「寝かせなければ」と頑張りすぎず、朝起きる時間、昼寝、日中の活動、寝る前の過ごし方を少しずつ見直してみましょう。毎日のリズムが整ってくることで、自然と眠りに入りやすくなることがあります。

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